◇◆ 各ウィンドウについて ◆◇

 IconPartyを起動した時に表示される各ウィンドウについての説明。下の図はIconPartyを起動した時に表示されるウィンドウのイメージを90%に縮小したものです。それぞれのウィンドウあるいはメニューをクリックするとその説明に飛びます。


1、ペイントウィンドウ
 ここに絵を描画していく。デフォルトでは実際の大きさの4倍になっている。左下の「400」と書かれているのが倍率で、ここをクリックすることによって倍率を変更することができる。またグリッド表示機能もあり、図では16ドットごとにグリッドが引かれている。
 Drag&Dropに対応しているので、このウィンドウに絵やFinderのファイルをドラッグすれば絵やアイコンを得ることができる。逆にこのウィンドウから絵をドラッグしたい場合は選択範囲をコマンド+ドラッグする。

2、プレビューウィンドウ
 編集中の絵の実際のサイズでの表示。
 アイコンリストウィンドウ、アイコンファミリウィンドウがアクティブな場合には洗濯中のアイコンのプレビュー(普通の状態、選択された状態、開かれた状態など)が表示される。

3、ツールパレット
 絵を描くためのツールを選択する。上から順に鉛筆、消しゴム、選択、スポイト、バケツツールになっている。最初は鉛筆ツールになっている。ツールについての細かい説明は、後述。

4・5、カラーパレット
 鉛筆ツールなどで塗る色を選ぶパレット。使いたい色をクリックするとその色が使用可能になる。最初は黒が選ばれているのでそれぞれ右下のところに枠が描かれている。パレットのすき間あたりをクリックすると妙な色がとれるが、これは仕様。
 あまり見慣れない配列だが、使いやすさを考えてこの形になった。上にある横長の方は216色、右にある縦長の方は64色が入っている。
 ツールメニューの「カラーパレット」サブメニューを使用してApple Icon Colors、16色に属する色に印をつけることが可能。
 オプションを押しながらパレットをクリックすると背景色を変更することが可能。背景色は消しゴムツールでの描画、パターン使用時に使用される。

6、ブレンドパレット
 このパレットの一番上の色が現在選ばれている色。下は左右とも5つに別れていて(最初の状態ではわかりにくいが)左側は中央が現在の色、右側は一番上が現在の色になっている。左側は現在の色を明るくしたものと暗くしたもの、右側は一番下に前回選んでいた色、それらの間に中間色を表示している。このパレットもほしい色をクリックすればその色を使うことができる。
 アイコンなど細かい絵を描く場合にはちょっと明るい色や暗い色、また中間色などを多用するのでこのパレットは重宝すると思われる。
 ブレンドパレットにもカラーパレットと同様の印をつけることができる。

7、情報パレット
 上の左側は鉛筆の太さ、右側は消しゴムの太さをあらわす。クリックすることによって太さを変えることができる。下はペンの不透明度をあらわしている。デフォルトでは100%(要するに不透明)となっている。これもクリックすることによって変更できる。

8、タイトル
 クリックするとアバウトダイアログが表示される。それ以上の機能は今のところない。

9、パターンパレット
 バケツツール、塗りつぶしで使うパターンを選択する。


◇◆ アイコン処理関連のウィンドウ ◆◇

1、アイコンリストウィンドウ
 リソースファイルをIconPartyにドロップするか、あるいはファイルメニューの「開く...」でリソースファイルを開くと、右のようなウィンドウが表示される。現バージョンではそのリソースファイルに含まれる「icl8」リソースのみを表示する。このウィンドウにFinderからファイルをドラッグ&ドロップすることによってアイコンを追加したり逆にアイコンをFinderにドロップすることによってそのアイコンのついたフォルダを作成することができる。もちろんコピー&ペーストにも対応。
 アイコンの背景をつけたりマスクを考慮した表示ができるようにしてみたがちょっといまいちかもしれない(^^;; もう少し別な方法も考えてみるつもり。
 このウィンドウからアイコンをダブルクリックすると、下で説明するアイコンファミリウィンドウが表示される。

2、アイコンファミリウィンドウ
 アイコンリストウィンドウのアイコンをダブルクリックするとこのウィンドウが表示される。このウィンドウでは、icl8、icl4、ICN#、ics8、ics4、ics#のそれぞれのリソースの内容が表示される。絵の部分をクリックすることによってアイコンを選択し、コピー、ペーストができる。また、ドラッグ&ドロップでアイコンを変更することも可能。0.70b4からはここでアイコンの名前を変更できるようになった。
 0.86b1からこのウィンドウのアイコンをダブルクリックすることによって編集が可能に。白黒アイコンでも256色でのペイントが可能だが保存する際に白黒に変換される。
 ここに出ていないフルカラーのアイコンなどについての対応については、今のところ予定はなし。


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